くろにわの雑記

精神障害者の日常、ゲーム、その他雑記です。

かいのあめ~

以前、Nさんという友達がいた。
ネット上だけの友達。
それを友達かと言われたら、きっと一方的なものだったと自分では思ってる。

~昔、チャットにて~

自分は言った。
「不貞行為は嫌い。だから母親が嫌いだ」と。

Nさんは言った。
「僕の母もそういうことをしている。けど、僕は母が好きだ」と。
Nさんには父親がいなくて、それで自分を仕事で支えてくれているお母さんが好きなのだということだった。

こんな風に考えの違いはあった。
けど、自分はNさんのことが好きだ。
今でも好きだ。
恋愛感情とかじゃなくてね。
本当は、謝りたい。
もう無理だろうけど。


自分は青臭い。
恋愛経験も無く、潔癖で、弱い。
そういう自分を思うとき、Nさんとのやり取りを思い出す。

自分は、いつになったら人を許せるようになるんだろうか?
人を恨み続けて、そんなの自分が損しているんだよなんて言う人もいるだろうけど、自分はわからない。
自分は子供。
いつまでも成長できない。
男女関係なんてわかんない。
親子関係すらわかんない。


今日また、自己PRを書いてみた。
自分が変わったことを、だーっと書き出してみた。
そうしたら、過去が思い浮かんで、NさんとQさんを思い出した。
彼らはもういない。
自分が原因で、離れていってしまった。

自分は、他人に寄りかかって傷つけることが怖い。
そうしていなくなってしまうと思うから、怖い。
あのとき、自分が寄りかからずに、適切な距離を保てていれば傷つけずに済んで、なんてことを考える。

こんな考えになれたのも、その経験があったからだとは思う。
けど、その考えが過剰で、人を回避し続けている。
わかんない。
どうしようもないときに使う言葉、「わかんない」
悲しくて、涙も込み上げてくるさ。
自分の情けなさに対するヤツね。

できることが増えて、多分、成長したのかもしれない。
だけど、どうしてもできないものしか見えないんだ。
皆、大人になっていくよ。
自分幼いまんまだ。
何にも知らなくて、何にも対応できない。
わかんないわかんないって、手足をばたばたさせてるんだ。

辛くたって、結局独りなんだ。
それは決まっていることなんだ。
自分がそうしているから。
そうやって、また殻にこもる。
殻の中からじゃ、なーんにもわかんないし、伝わんないのにね。
ばっかみたいだ。