くろにわの雑記

精神障害者の日常、ゲーム、その他雑記です。

(前年度)メンヘラ学生の就職活動報告

最近、検索ワードで、start event や start event in sendai とググってきてくれる人がいて、申し訳なく思う。
無い内定の自分が言えることではないが、ちょっとだけ書いておく。
記憶が曖昧な部分はスマソ。

長いので追記にした。
他の所は知らないけれど、start event in sendai に昨年、自分は参加をした。

結論から先に言おう。あくまで個人的意見として。

別に参加する必要は無い。


まず、第一部の講演については、ESから面接までの対策?を説明。
役に立ったか?と言われたら、就職支援課で添削してもらうつもりなら不要。ただ、自力で履歴書やESを書きたいというのであれば、話を聞いてもいいかもしれない。
相手はプロみたいだから、話をメモるだけでも何か得られるものがあるんじゃないのかな。


次に第二部。
現在、出演予定企業には3社名前が挙がっているが、昨年は東北電力は欠席(理由は説明されなかったと思う)して他のNTTなんとかって企業が代わりに出演、他の面子は同じだった。

参加した感想は、「面接官の本音など聞けるわけがない」ということだった。

第二部は、司会をディスコの人が行い、3社の内1社に司会者が質問をしていく形で行われた。

学生に求めるものは?の質問に対しては、

七十七銀行の人事担当者は「熱意を」
NTTなんとかの人事担当者も同じく「熱意」
アイリス・オーヤマの人事担当者だけは、とても具体的に述べていたな。
「変化に対応できる人、リーダーシップを発揮できる人」とか。

だけど、それも後に行われた合同企業説明会で聞くことができたから、「事前に知っておきたい」ならいいのかもしれないけど、後から聞く(合同企業説明会に参加する)気があれば、参加しなくてもいいかな、と。

ちなみに、自分は後に行われた合同企業説明会で、アイリスオーヤマのブースに参加したけど、言っていることはほとんど変わってなかった。
この企業は変化に対応できる人を求めているだけに、毎年、違う人物像を求めているのかもしれないからなんとも言えないけど。


ただ、日経さんには悪いけど、このイベントに瑕疵が1つ。
何故、学生の質問タイムを設けなかったのか?

時間的制約があるにしても、七十七やNTT何とかの人事担当のように、司会者からの何の質問に対しても「熱意があれば」とか念仏のように繰り返すだけのデキレースより、学生からの変化球的な質問にどう対応するのかが見たかったんだけど。

あと思い出したんだけど、七十七銀行の昨年の人事担当者は、合同企業説明会でも「熱意」ばかり言っていた。
「熱意」で入社できたらどんだけ楽だろうね。

これ自体、イベントという位置だから、「個別の質問は合同企業説明会でしろ」ってことなのかな。
それなら、「面接官の本音」なんて聞けたもんじゃないよね。
実際に、本音なんて喋らなかった。最後までうやむやにして終えた。

このイベント自体は正直、どうでもよかったかなぁ。
地元の人ならいいかもしれないけど、自分のように遠くから行く場合、費用対効果を考えたら完全に無駄


それよりも大事なのは、合同企業説明会。

当たり前のことだけど、行く企業は事前に決めておく
これだけでかなり当日、時間の節約になる。
それと、ブースの位置も把握しておくといい。
合同企業説明会を主催する日経ナビマイナビなどは、サイトに出店企業一覧みたいな形でブースの位置を書いた地図を載せているから、それを印刷するなりすればいい。

あとは複数の企業や業種を見て回る
金融関係に入社したいからといって、地銀ばかり回っていても、大体どこでも同じ説明を受ける。
他と比較したいという理由もあるだろうけど、地元なら力関係は大体わかるっしょ?

例えば、秋田の地銀なら秋田銀行北都銀行の2つが主なんだけど、県南は北都銀行のシェアが多く、強い。
その理由は、銀行が誕生した地域が県南の増田という所だったから。
しかしながら、県全域でのシェアで言えば圧倒的に秋田銀行が多く、強い。

---------- キリトリ -----------


蛇足になるため読み飛ばしておk。

最近は両行共に秋田県内での利益確保が難しくなってきているため、仙台や東京など県外に出店し、そこで利益を埋めようとしているらしい。

また、北都銀行の場合は、山形県にある荘内銀行持ち株会社フィデアホールディングス(親会社)を設立し、フィデアグループの傘下(子会社)に入り、生き残りを図るそうで。
そのフィデアグループに、他県の地銀も参加してくれたらいいなって話もしていた。
小さな銀行が寄り集まれば、大きな銀行にも負けない、のかな。

スケールメリットという言葉がある。
スケールメリットってのは、企業の大きさによって、できることが多くなるということだ。
具体例は、なんだっけ?

ああ、例えば、北都銀行荘内銀行と一緒になって商品を開発し、両行で売るとか。
ん、これでよかったっけ?
ま、こんな知識詰めたところで、なーんの意味もなくなったんですけどね。

---------- キリトリ -----------

また、大事なのは合同企業説明会は複数回開催される。
日経ナビマイナビリクナビ、各県主催のもの、大学主催のもの。

ここでまた1つ。同じ企業に何度も顔を出しても意味がない
顔を覚えられたところで内定を得られるわけでも、試験に優位に働くなんてこともなかった。
自分の経験則から言って、間違いない。

ある企業の説明を前回の説明会で受けたのであれば、次回に開催される合同企業説明会では、前回に行った企業へは行かずに別の企業へ行く。
これでいろんな企業を見ることができる。

あとは、質問か。
質問したいけど、人事担当者の方の説明が丁寧で、質問がなくなるときがある。
自分はよく、社風を聞いたけど無駄だったな。
だって、人事担当者は良い事しかいわないもん。
「部下の意見は上司に通り難いですね~^^」なんて言う人いないっしょ。

質問は困るな。
求める人材とか先に言われちゃうもんね。
知ったかぶって業界のことを言うと、突っ込みがまっているだろうし。
黙っているのもいいかもしれない。

自分は合同企業説明会では、平均5社くらい回っていたけど、重複して行っていたところもあるから無駄だったなと思う。


あと、何よりエントリーは忘れずにw
これ、絶対に言われるよな。
でも本当。
エントリーしないと、なんの情報も得られない。

就職活動も商業化してるもんね。
各種就活支援サイトに登録しないと、ロクに就職活動もできないなんて。

しつこいようだけど、絶対に複数の企業を回ろう。
どこに自分の求めているものがあるかわからないから。
なーんて。
やりたいこともなくて、ただ安定を求めて、地銀や農協その他大手を回ってた自分が言っても説得力ねーよな。


あと、自分が嫌いな「社会の当たり前」ってヤツだけど書いておく。

合同企業説明会の開場や個別の企業説明会、就職試験の会場へ入場する前には、コートを脱ごう。
コートのまま歩いていたり、説明を受けている人を見ると、個人的に常識が無いように思う。

服装自由でもスーツで行こう。
普段着で来ている人を見かけた時は唖然とした。

肩掛け鞄や普通の靴じゃなくて、就活用の鞄や靴で行こう。
意外といた。同じく唖然とした。


---------- キリトリ -----------
それでも、最後は、「学生生活をどのように過ごしてきたか」で決まる。
アルバイト、部活、サークル、これらは面接での切り札。
無い人は打ち込んだものを改めて思い出してみるといい。
それでも思い浮かばないなら、諦める。自分のように。

自分が頑張ってきたことは、「社会にとっては当たり前」。
自分は就職活動でそう悟ったよ。
そして、何もかもが遅すぎたことも。


皆さんは、きっと合格できます。
自分は最底辺なのでw

あ、筆記よりも面接と言われがちですが、当然、筆記も大事なのでお忘れなく。
それでも面接で切り札がないと厳しいな。
面接は、需要があれば書くけどw