くろにわの雑記

精神障害者の日常、ゲーム、その他雑記です。

今週のお題「傘」

毎日何か1つ記事を書こうと思い、お題を借りて書いてみようと思う。

 

雨が降れば傘をさせばそれでいいが 人の心にさす傘は頼りなく
だから代わりに涙を流すのかな 悲しみにおぼれてしまうその前に

 

僕が好きなsyrup16gというバンドのラファータという曲の歌詞。

歌い出しであり、僕が好きな歌詞。

一方で、この歌詞の続きには共感できなくて、ほとんど聴かない曲でもある。

 

小さくてちっぽけな 僕たちは 一人ぼっちにならないように 出来ているね

 

本当にそうだろうか?辛く苦しいとき、誰かがいて、救ってくれた経験があるからこそ、そういったことが言えるのでは?と思ってしまう。

 

一方、これまた僕が好きなTHURSDAY'S YOUTHというバンドに「R.I.P.」という曲がある。その一つ。

 

 君は一人じゃないよ なんてね あの人が一人じゃないから言えること

 

確かにその通りだ。誰かに何かの励ましの言葉をかける際、自分の経験や相手の状態に基づいて言葉に出すことが多いが、大体はよくある言葉で済ますことが多いように思う。

 

家族の大切さ、両親の大切さなど、それらの想いは、外部から植え付けられるものではなく、自発的に湧き出てくる気持ちだろうから。

それでも、現代社会は機能不全家族というものを見て見ぬふりをして進んでいる。

理解されるようになってきているとはいえ、大多数の人は機能不全家族など知らないかどうでもいいと思っていることだろう。

 

だから、自分の人生について家族や両親のせいにすると「甘えている、言い訳ばかりだ」だ。

というような、聞き飽きた説教を受ける。

僕から言わせれば「どうせ何も知らない癖に」「知らないのなら放っておいてくれ」と思う。

 

人から何かを強要されたくない。何より、憎悪している対象について、その人の価値観や経験に基づいた言葉なんて「ラファータ」の歌詞のようなものだ、と。

こんな文章も、僕自身の経験に基づいたものだから、強要はしないし共感されなくても仕方ないとも考えている。

 

傘のお題から、脱線してしまった。

僕は折りたたみ傘派。

理由は風に強く、壊れにくいから。携帯性の面でも良い。

お題から真正面に物事を書くと、この三行で終わってしまう。

だから、少しでも長い文章が書けるようにと考えた結果。

 

以上。