くろにわの雑記

精神障害者の日常、ゲーム、その他雑記です。

新たな主治医

主治医に診てもらった。

前主治医とは天と地の差。雲泥の差。
話を聞いてくれる、こんな当たり前とも思えることをしてくれた変更後の主治医に感謝。


僕は今、声に悩まされている。
働け、怠けるなといった声。

働いたら働いたで、仕事内容の説明をしてもらっている最中に「お前にこんなのできるわけない」とか「こんなことも覚えられないのか」といった声が聴こえてた。

説明されている上から声が乗っかってくるものだから、説明された声が聴こえない。
この邪魔な声が聴こえる。

僕は、現実的に覚えが悪いが、それに拍車をかける形で仕事を覚えるのに声が邪魔をした。
丁寧な説明をしてもらっているにも関わらずこの忌々しい声。

僕は独り言を言ってしまい、その場面を同僚の方に見られてしまった。
もちろん、気まずい。
僕はそこから、僕を見た同僚の方は他の従業員に僕のことを話すのではないか?話すだろう、そうするとオーナーにまで話がいく、そして首になる、と考えた。

ものが覚えられず、また、このような考えから僕はバイトを3日で辞めてしまった。

拒否される前に自分から距離を置く。いつもの僕。

こんなことを話しても、前主治医は何も言ってはくれなかった。
それよりも、この声自体に耳を傾けることがなかった。
僕の話を聞いてくれる人達は、現実ではミーティングとカウンセリングしかなくなった。


そのため、僕は主治医を変えることにしたんだ。
そして、変更した主治医は僕の話をしっかり聞いてくれた。
僕が投げたボールをキャッチして、投げ返してくれた。
僕はそれだけで嬉しかった。救われた気持ちになった。


これで僕は自傷行為とは距離を置けそうだ。
頼れる存在が1人、増えたから。


僕はこれからどうなるかわからないけど、とにかく新たな主治医を頼りに頑張ろうと思う。
何を頑張るのか?と言われたら、生きることを頑張ろうと思う。

僕の中の生きることを。
一般的な、仕事をして、家庭を持って、家を建てて、といったような頑張りなどではなく、息を吸って吐いて、立って歩いて、何か食べていけるような生きることを頑張りたい。

そう思わせてくれる先生だった。
僕は助かった、と思う。