くろにわの雑記

精神障害者の日常、ゲーム、その他雑記です。

ひとりごと

独り言

いつものような自分のことなどではなく、裁判員制度に関して個人的な意見なので。
裁判員制度の影響がこれほどまでとは思っていなかった。
自分は、各法学の講義がある度に、それぞれの教員に裁判員制度の影響について質問をした記憶がある。
ほとんどの答えは「想像できない」だった。

ちなみに自分は、「裁判員が絡んだ判決なんて、次の裁判(控訴した場合の)では、大して裁判官に影響は与えないだろう」と考えていた。
それは、あくまで素人判断だし、裁判官がそこまで素人に歩み寄るとも思えなかったから。

けれど、裁判官も人の子だからなのか、「民意」と呼ばれるその裁判員が絡んだ判決を優先しているように思えてきた。というか、実際そのような判決が下されている。

公平な裁判を受ける権利は憲法で保障されているわけだけども、それを侵しているような気がして。

白紙状態で臨まなければならない裁判に「様々な色」が入り込むことは、「裁判所が認める事実」を曇らせるんじゃないのかなぁと。
わかりにくいだろうけど、再審理後(控訴後)の裁判所の出す判決について、裁判員に気を遣った判決を出す可能性があるんじゃないのかなぁと。

裁判官が世論を恐れる可能性。
無いのかな。
見えない圧力になりえないのかな。

それで損や得をするのは被疑者だけじゃなく、被害者やその家族も考えられる。
裁判員が加害者に同情的になってしまったら、その意見が反映されて裁判官もそれになびく。
控訴審でも裁判官は「民意」に怯え、自由な判断を下せなかったり。
考え過ぎ?

自分は、「皆が言ったから」「皆が言っているから」っていうのが怖いんだ。
そんなの多数決じゃないかって。
政治に当てはめるともっと怖い。
それは今回、ゴミの誘導によって起こったわけなんだけども。

政治はともかく、裁判は公平に行われなければならない。
そもそも、公判前整理手続っていうのも、裁判は白紙状態から始めるという原則から外れているような。
形式的であれなんであれ、裁判官は先入観無しに裁判に臨まなければならないのに、ある種の先入観を持たされるんじゃ。って、こんなことはもう言い尽くされているのだろうけど。
この制度は弾劾主義じゃなく、職権主義に基づく裁判じゃないのかなぁとか。

何で今日こんなことを書いたのかわからない。
多分、ニュースでやってたからだろうけど。
頭おかしいね。