くろにわの雑記

精神障害者の日常、ゲーム、その他雑記です。

本当のリアルはここにある

by syrup16g「リアル」

自分は書くことが思い浮かばないとき、誰かのブログを見る。
そうして題を決めて、書き始める。
起承転結なんてものはかんがえていないから、いつも内容はバラバラ、結論なんてないんだ。

そのため、今日のお題は「恋愛」。
理由は、足を運んだブログで恋愛又はそれに準じた内容のものが書いてあったため。
とある辞書によれば、「異性へ「特別の愛情」を感じること』であるという。


さて、恋愛。
先に言っておこう。
恋愛をしてみたい。
それは、とても簡単な理由で、愛されたいし、愛したいから。

今、愛情の証?としての、その先にある、例えば性交渉のようなものは求めていない。
なぜなら、そこまで考えが及ばないため。
もちろん、自慰には活用するにしても、それは他人がしていることを見ているに過ぎない。
いざ、自分がと言われたら、あまりにもリアリティが無さ過ぎる。
まさに夢のような話。
魔法使いの素質は十分にありそうで。



自分は、辞書の定義のような感情、恋愛をしたことがない。
特別の愛情とはいったい何なのか?

人を好きになることは、とても簡単だと思う。
自分は、駅の改札前の女性駅員さん、コンビニの店員さん、学校の子、誰だって好きになることができるから。
けれど、これは特別の愛情が足りていないから、恋愛じゃないんだろう。

Bさんのコメントにもあったように、「愛することは近づくこと、愛されることは近づかれること」というのに納得した。

自分は近づくことが怖い。
その先の、まず否定されるであろうというネガティブな想像が、自分を行動させない。

とあるブログの主さんは、近づくことを実戦していた。
その点において、行動が伴っておりとても羨ましく、凄いと思った。
同時に、その行動力に嫉妬している自分がいる。
また自分に失望もしている。無力感を感じて。



一方、愛されることを求めることは、苦しかった。
恋愛ではないにしろ、母親に、祖母に、親類に愛されなかった現実はとても痛くて、今でもそれがトラウマ。
言葉、態度で示されたそれら「お前など愛していない」という現実は、とても怖かった。

そのため、幼かった自分は彼女達に愛されるよう近づいた。
言葉でも、態度でも、何度も何度もこびを売るような気持ちでしがみついた。
それでも、皆、しがみついた手を叩き落して、自分を吹っ飛ばした。
直接的に「お前はいらない」と母に。
「お前が産まれて家はおかしくなった」と祖母や親類に。


「自分を必要としてくれる人がいる」とか「貴方を必要としている人がどこかにいる」なんてもんは聞こえない。
いつも自分は「代わりは誰でもいるだろう」とか「自分である必要がない」と思う。

そのため、誰かが苦しんでいるとき、それらをブログやmixiで文章にして書いているときに、コメントが残せない。
自分の言葉は無価値で、それよりもっと他の他人の言葉のほうが必要とされているだろうと考えるから。



何か話がそれてきた。
言い訳をさせてもらえるならば、自分は恋愛をする資格はない。
つまるところ、自分は底なし沼で、相手を引き込んで窒息死させる。
そんな人間だ。
だから、窒息死させないために人を遠ざける。
被害者を生みたくないから。
これを優しさと言う人もいるだろうけど違う。
自分を守りたいだけ。
「犯罪者」になりたくないだけ。


さて、世の中では、20を超えた人間が童貞でいることが恥とされているようで。
集団で行動していれば、または飲み会などでは、暗にそれらしいことを聞いてきます。
自分は正直に「ない」と言います。
そして、ピエロになります。
「このまま魔法使いになれそうだよw」って。
そんな自分を周りは笑います。
こんなとき、自分はただ空しいです。

そうして次に、彼らは恋愛の話に移ります。
自分には話の種がないため、聞き役となります。
これらはなんの為にもなりません。
ただただ苦痛で。
恋愛ってそんな簡単にできるものなのか、とか考えたりします。
彼女自慢、彼女に対する不満、彼女との将来、色々聞くのですが、自分にとってはどうでもいいことで。

そのどうでもいいことと考えている、そんな彼らの話に、自分は嫉妬心で苦しめられます。
無いものの話をされること、それがただただ苦痛で、苛立って、我慢して聞いて。

それらの話は大体アルコールが入ったときなので、飲み会のときです。
帰り、独り家路を歩くと夜風が冷たくて、月が見えていて、歩道橋が見えたらここから飛び降りる勇気があればとか考えたりします。
暗闇の中、誰かに殺されないかなとか考えたりもします。
実際は、とても静かで治安も良く、住居侵入や窃盗などの犯罪すらない田舎です。


なんの話だったっけ?


結論。
愛する為には勇気が必要。
愛されるためには資格や条件が必要。
彼女の話は他でやってくれ。
地元は安全です。

恋愛は、勧められてはいそうですかと始められるものではないのだろう。
人を愛する勇気も、愛される資格も無い自分が救われるためには、どうすればいいんだろうか。

と思ったとき、いつも最後に考えるのは自殺。
そうだ、友達も欲しかった。
欲しいものが手に入らない。
そんなの当たり前か。

よい人間に生まれたかったな。
普通の人間でもいいや。
普通の定義は難しいけど、薬飲まなくてもそれなりに生きていける人に。

いつものセリフ。

て お く れ だ 

おわり。