くろにわの雑記

精神障害者の日常、ゲーム、その他雑記です。

僕は鎖で足かせで。

僕は誰かに、自分の何かを変えてもらおうだなんて思ってはいなかった。
何かをしてもらおうだなんて気も無かった。
ただ、僕の実情を知っていてほしかった。
噓は吐きたくなかった。そもそも吐く余裕が無かったわけだけど。

僕が望んだのは人間関係という「つながり」であって、僕自身に内在する諸問題について解決してもらおうだなんて気は無かった。
今だってそう思ってはいない。
僕の問題を解決できるのは僕だけ。
その過程で僕自身が周囲を汚染してしまう。
そうして被害者を生んでしまうわけだ。


僕に足りないのは、「つながり」を持続させるための方法論。
僕にはどう人とつながっていられるかがわからなかったし、今でもわからない。

毎日連絡をとれていれば、それは「つながっている」ことになるのだろうか?
僕にはわからない。

ただ、僕は上述の通り、つながりを持続させる方法がわからないため、結局、黙ったままでいる他になかった。
いつまでも自身が邪魔者であるという意識が消えず、ただ待っているというだけ。

そんなことで「つながりを持続」だなんてよく言えたものだな、と思う。
僕はこの点に関して、繰り返しになるが欠落している。
拾うにも見つからない。


僕は、捨てられた動物みたいな感じでいる。
見た目は薄汚く目つきも悪い。心は卑しく荒んでいる。
それでも拾ってくれた人には忠義を尽くす、といった様な。
でも、「お手」と言われなければしないし、「お座り」と言われなければうろうろしている。


つまり、全て相手(飼い主)次第と言うわけだ。
僕はそういった人間関係しか保てない気がする。


こんなクズを拾って頂いてありがとうございます。
しかし、本当によろしいのでしょうか?私はあなたの思われている以上に酷い有様なのですが。
本当に、本当によろしいのでしょうか?
例を挙げるとするならば・・・、と具体的に列挙して自身の酷さをもっと伝えるべきであった。


爪、牙か、何にしてもどこで誰を傷つけているかわからない。
僕は加害者。


傷ついていないフリは止めにしたんだ。
だから、先だっての記事で、僕は自分が傷ついたといった旨のことを書いた。
でもそれは、きっと僕の気持ちや思考が本物だった証ということだろう。

人とのつながりは、精神的なものであれば良い。
という、持論に変わりは無い。
これは、僕自身の過去の体験に由来するものなのだろうけれど。

ただ、こういったキレイゴトも実際にそれじゃあやってみせろと言われたら、難しいもの。

特に、先ほどから書いているように、僕みたいな自発的でない人間であればある程、それは難しくなる。
何故なら、自分から相手に何かを伝えないから。
聞かれなければ答えないから。反応しないから。

このような、「一方的な相手への負担にしかならないつながり」が僕の理想なのか。

人間関係について、持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクであるとよく聞く。
しかしながら、僕は与えることができない。
よって、そのような人間関係の構築は不可能である。


だから、何度も言うように僕は、ストーカー位に執拗に向かってくる人としか関わることができないのだろう。

自分を責める人は優しく、心の温かい人で、だからこそ苦しんで自己嫌悪に陥るのだろう。
だけど、そんな自己嫌悪は捨て去ったらいい。
僕はこのような人間であった、ということが伝わっただけで良かったと思う。
このような人間だからこそ、自身を責めることは無く、それよりも加害者である僕を責めるべきなのだ。
しかし、それができない所に優しさが表れているのだと僕は感じる。


僕は大丈夫。
こんなことを書くと余計だけど、慣れているから。

慣れていないから、戸惑っているのかもしれない。
そうして自分を責めてしまい、結果、苦しめてしまっている。
謝るのは卑怯だと僕は言ったが、本当に申し訳ない。

とても良い決断であった、と思える日は必ず来る。
苦しまずに済んで、巻き込まれずに済んで良かったって。


少しでも気が軽くなることを願って。